コロナ禍で公務員の給料は?ボーナスカットの有無や休暇制度も解説

給料公務員の給料・年収

こんにちは!

元公務員ライターの ikemi(@ikemi_writer) です!

本記事に興味をもっていただいたあなたは、こんな疑問を持っているのではないでしょうか?


公務員はコロナの影響を受けているの?給料が下がったり、ボーナスが減ったりしてないのかな???

公務員がコロナになったらどうなるの?休んでも給料はもらえるの???



コロナの影響によって、いろんな人がいろんな形で影響を受けていますよね。

復興の兆しがみえてきたと思いきや、いくどもの波が押し寄せ、社会全体が深い傷を負った状態です・・・。


そのような、いわゆるコロナ禍で「安定の公務員」はどのような影響を受けているのか、気になっている人も少なくないでしょう。


本記事では、コロナがもたらした公務員の給料や働き方の変化を詳しく解説します。

ぜひ最後までご覧ください!

公務員はコロナ禍でも無傷

公務員は、コロナ禍でも給料や福利厚生など、待遇に一切変化はありません

民間とは別の次元で守られているのが、実際のところです。


コロナ禍で多くの人が金銭的不安を抱えるなか、公務員はお金の心配をする必要がない

家族や自分がコロナになった場合でも、公務員なら自由に休暇をとれる。

しかも、お金をもらいながら。



少々あおるような言い方ですが、これが現実であり、安定こそが公務員の強みなのです。

公務員の給料は減らない

コロナの影響によって、今でも民間企業や街のお店がどんどん潰れていっています。

私が住む街にも飲み屋がたくさんあるのですが「閉店」の張り紙を本当によく見かけるようになりました。


それだけ、コロナがもたらした打撃は大きく、社会全体がマイナス方向に向かってしまったことは間違いないのでしょう。

廃業、リストラ、給与カットがあとを絶ちませんね。



ただ、公務員の生活は完全に守られています

もちろん行動の制限はかかりますが、金銭的な不安は一切ありません。

コロナの影響で給料が下がることはないのです。


普通に働いていれば、1月1日は昇級もします。

コロナ禍でも給料が増えているわけです。



民間とのバランスを保つために、少し給料が下げられたタイミングも確かにありました。

ただ、それも微々たるもの。

コロナ禍でも公務員の生活水準が変わることはありません

ボーナスカットも微々たるもので、ほぼ通常どおり支給

公務員は、ボーナスもいつもどおり支給されています。


ほんの少しだけ減らされたことはありましたが、通常とほぼ同水準。

地方公務員でも、30代なら手取りで40~50万くらいは固いですね。


世間がボーナスの支給なし!とか言っているときでも、公務員は不変です。


数年前の話ですが、国からの給付金10万円ももれなく給付対象となっていました。

当時公務員だった私もちょっと罪悪感を感じるほどでしたね。

生活困窮対策だけではなく、10万円で経済を活性させようって意味はあったと思うのですが、給料が下がってもいないのに10万円もらうって・・・ね。


休暇も自由にとれる!もちろん給料は支給

当然、自分や家族がコロナになれば休暇を取ることができます

保育園が休園になった場合などは、子どものお世話のための特別休暇も取得可能




もちろん、公務員が休暇を取る際は、基本的に有給です。

堂々と休めて、お金ももらえる。

ほんと、ずるいとさえ思ってしまいますよね。。。




ただ、これも、公務員の特権。

安定を重視するなら、やはり公務員にかなう職業はありません。

コロナが影響でクビになる心配も一切ない

公務員の場合、コロナだからといってリストラが生じることはありません

そもそも「業績」という概念がないので、景気に左右されないんですよね。


犯罪をおこなさない限りクビになることはなく、給料も一定水準は維持されるの公務員。

コロナという、時代の大転換期のなかでも、なにも変わらない職業なのです。

法律が変わらない限り、公務員が生活に困るということは今後も起こり得ないのでしょうね。

コロナで浮かび上がった公務員のデメリット

お金の面では、コロナ禍でも抜群の安定感を誇る公務員。

ですが、公務員がコロナの影響を一切受けていないわけではありません


今となっては、コロナが原因で公務員をやめる人も珍しくないほどです。

ここから、詳しく解説していきます。

コロナで仕事量が爆発的に増加

給料は変わらないものの、コロナに関係する部署の業務量は爆発的に増加しました。

一番分かりやすいのは、保健・福祉部署です。

コロナの最新情報を追いかけ続け、翌日に記者会見で発表するための資料作成を徹夜で行っています。

県民・市民からのご意見(クレーム)も途絶えることはありません。


他にも、経済系部署だと、コロナで経営が苦しくなった企業への経済支援に追われています。

観光部署だと、途絶えてしまった観光客を呼び戻すために新しいアイデアを必死で模索しています。


私が財政課に配属されたときは、もう地獄でしたね。

本来、予算なんて1つ作るのも大仕事なのに、ポンポンとコロナ対策の予算が生まれてましたから。

各部署がつくった予算をとりまとめるために、連日、深夜まで働きづめ。

コロナで忙しかったときは、月200時間残業も珍しくなかったです。

残業代が基本給より多くなってましたね・・・。




公務員はコロナ禍でも安泰と上述しましたが、それは給料が安定し、クビにならないというだけ。

爆発的な仕事量の増加によって体調を壊したり、メンタルがやられたりした人もあとを絶ちません


公務員志望の人は、コロナを含め災害時の公務員は激務になることを、理解しておくべきですね。

コロナ禍での生活態度には気を遣う日々

コロナをきっかけに、公務員は日常生活の過ごし方にものすごく気をつけるようになりました

マスクの着用や手指の消毒、ソーシャルディスタンスなど、今の世の中で必要とされていることは、職場ではもちろん、プライベートでも徹底しなければなりません。


実際に「公務員なのにマスクをしていない」「公務員なのに大勢で飲みに行っている」などという御意見をいただくこともありますから。

公務員は、規範を示すべき存在。

節度というものには最大限気をつけなければなりません。




「公務員のくせに」と言われても、何も言い返せないのが公務員です。

コロナに気をつけて!と呼びかけているのは、行政、つまり、公務員なので仕方がないこと。




飲みに行っても、「県庁」とか「知事」とか、聞かれて公務員だとバレるワードは使いません。

うちの会社は~、社長が~ と言い換えて会話するのも、今では当たりまえになっています。


公務員は、プライベートでも公務員であり続けなければならないのです。

コロナで公務員人気は急上昇

コロナによって、公務員の負の側面も明らかになりましたが、結局は公務員の「安定感」に注目が集まっています。

コロナ以前は、公務員離れが危惧されていましたが、ここ数年で公務員志望者が急増


景気が悪くなれば、公務員の人気も高まるのが必然ですからね。


今後、経済がもとにもどるにつれて、公務員人気は少しずつ下がっていくでしょう。

ただ、コロナは、公務員が一定の人気を維持するきっかけになったはず。

競争率がどんどん激化していく可能性だってあります。




人材不足でジャンジャン採用している今こそ、公務員を目指すチャンスかもしれませんね。

まとめ:公務員の安定感はコロナ禍でも揺るがない

さて、本記事のまとめです!

◆コロナ禍でも公務員の給料は変わらない
◆有休もとれる、クビにもならない抜群の安定感
◆ただし、コロナの影響で仕事が増え、プライベートも制限されている



結論をいえば、「公務員の安定感は最強」ということに尽きるでしょう。


激務に追われたり、周囲に最大限の気を遣ったり、コロナの影響によってマイナスの側面も確かに生じています。

でも、公務員として真面目に働けば、給料をもらえるんです。

コロナ禍でも、お金の心配を一切せずに生きていけるんです。




仕事に安定を求める人にとって、公務員より適した仕事はほかにありません

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