【公務員試験】独学より予備校に行くべき6つの理由

独学より予備校公務員試験

こんにちは!

元公務員ライターの ikemi(@ikemi_writer) です!

本記事に興味をもっていただいたあなたは、こんな疑問を持っているのではないでしょうか?

公務員試験を受けるならやっぱり予備校に行くべきかな・・・メリットを詳しく教えて欲しい!

実際に働いている人が専門学校に通っていた割合ってどうなんだろう?費用もかかるし、予備校に行くべきか悩んでいる


公務員試験の勉強を始めようとしているものの、予備校に行くべきか独学にするべきか迷っている人は少なくないでしょう。

その迷いは当然で、数十万円の大金を払って予備校に通っても、思うような成果が出なければなんの意味もないですからね。


ただ、この選択に時間をかければかけるほど、勉強のスタートが遅れ、合格への道はどんどん険しくなっていきます。

ですので、予備校に通うべきか、独学で頑張るか、なるべく早く決断することが重要です。


そして、結論になりますが・・・悩むならスクールに通ってください。

私が3ヶ月という短い期間で公務員試験に合格できたのは、間違いなく公務員予備校のおかげです。

私の同期は50名ほどいましたが、予備校出身者が9割以上。

独学で戦うのはかなり厳しいです。


本記事では、公務員予備校に通うべき6つの理由を解説します。


予備校に通うか、独学で勉強するか、将来を左右する大きな決断になる可能性もあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

スクールに通うべき6つの理由

公務員試験に受かりたいならスクールに通うべき

本気で公務員を目指すなら独学はあり得ません。


予備校にはお金を払う価値はありますし、時間をかけて通う価値もあります。

スクールに入って自分を追い込んだほうがさらに本気になれるでしょう。

あなたが本気ならスクールに通うことを強く薦めます


公務員スクールに通う6つの理由を重要度が高い順番に並べました。

  1. 効率的な問題の解き方を教えてもらえる
  2. 小論文や面接の練習ができる
  3. 質問ができる
  4. 無駄のない受験計画を教えてもらえる
  5. 自分とライバルとの比較ができる
  6. スクール内で恋愛ができる


では、それぞれのメリットを詳しくみていきましょう。

効率的な解き方を教えてもらえる

スクールではそれぞれの科目において、「こんな問題が出たらこう解く」といった定型化された解き方を教えてくれます。

公務員試験の出題範囲は非常に広いのが特徴。

限られた時間のなかで、一つひとつの勉強に費やす時間をいかに短くするかが重要です。


予備校には、蓄積された出題データをもとに、プロの講師が考えたロジックを教えてもらえます。

一つの問題を理解するのに要する時間は、予備校と独学では天と地の差。

予備校では、常に最短距離で勉強を進められます。

公務員試験に必要なのは、テクニックです。独学で時間をかけて勉強しても、強力な武器を与えられる予備校には到底勝てません。


私はTACに通っていたのですが、数的処理の講師が教えてくれる問題の解き方はいつも効率的で簡単で、毎回感心させられていました。

実際、公務員試験本番でも講師が教えてくれた解き方を使いましたし、その解き方を知らなかったら、いくつかの問題は回答できなかったでしょう。


ほかにも、行政・法律・経済系の専門科目は、基礎知識がなければ理解するのに時間がかかります。

予備校と独学で大きな差が出る科目でしょう。

予備校によって、科目ごとに受講するかどうかを選べる場合もあります。

専門科目は予備校で、教養科目は独学で勉強するのも1つの方法です。

小論文や面接・集団討論の練習ができる

公務員試験では、一次試験:筆記、二次試験以降:小論文や面接・集団討論の形式がほとんど。

さらに最近では人物性を重視する傾向にあるため、筆記は簡単だけど、小論文や面接・集団討論で合格者数をグッと絞るといった倍率設定が増えています。


それなのに、筆記試験の勉強ばかりして、小論文や面接・集団討論はぶっつけ本番で乗り越えようとする人があまりにも多すぎる。

確実に合格を目指すなら小論文や面接・集団討論の対策をしっかりとるべきなんです。



小論文や面接・集団討論はセンス次第と思っていませんか?

小論文にも王道の書き方がありますし、面接・集団討論にも正しい振る舞い方があります。

自己流で取り組んでいると気づけないポイントがたくさんあるんです。




しかし。

独学の場合、削してもらう必要がある小論文や相手を必要とする面接・集団討論は、自分一人で練習することができません。

一方、予備校の場合は、定期的に小論文のテストがあり、プロが添削してフィードバックしてくれます。

これにはお金を払う価値が十分あります。




また、当然ながら予備校には、面接練習に対応したコースもあります。

なかでも集団討論は自分と同じように公務員を目指す生徒と一緒に行うので、本番とほぼ同じ環境で練習することが可能です。

何回もやる必要があるものではないですが、経験があるのとないのでは、本番当日の心構えがまったく違ってきますよ。

質問ができる

壁にぶつかったとき、すぐに質問できる環境に身を置くことは勉強の効率化を図る上で欠かすことができません。


独学の場合、自分で理解できないところは諦めるしかありませんが、予備校に通っていれば、学校の先生に話しかけるのと同じ感覚で講師に質問することができます。

自分で考えて問題を解く力も大事ですが、そんなことに時間をかける暇があれば、解説付きの答えを教えてもらう方が圧倒的にはか効率的。


しかも、相手はプロの講師ですから、教えてくれることにほぼ間違いはありません。

質問できることって、実はすごくありがたいんです。

無駄のない受験計画を教えてもらえる

公務員試験は遅くとも1年以上前から勉強を始めるのが定番。

では皆さん、今がちょうど一年前だとして何から手をつけますか?


一般教養、専門科目、小論文、面接などなど、験項目が多岐にわたるのが公務員試験です。

どの順番で、何を、どのくらい勉強すればいいのかわかりませんよね。


しかし、片っ端から手をつけていくのはあまりにも計画性がなく、時間と労力を無駄にする結末が目に見えています。

例えば、一般教養で言うと数的処理は頻出なので時間をかけて勉強する必要がありますが、それ以外の一般教養は過去問を1回解いてみる程度でOKです。

また、専門科目だと法律系が頻出ですが、基礎知識がなくても理解しやすい憲法から取り組むのが効率的といえるでしょう。

予備校では膨大な情報を集約・分析し、合格への最も効率的なカリキュラムを提供してくれます。


試験まであと半年しかない・・・という人も、最短距離の合格スケジュールを教えてくれるので、駆け込み寺的にスクールに通うのもありです。

個々の最適な受験計画を示してもらえることは、予備校に通う大きなメリットといえるでしょう。


筆者も受験勉強を始めたのは約3か月前。短期間で現役合格できたのは、間違いなく予備校に通ったからです。


自分とライバルを比較できる

予備校には同じ目標を持った生徒がたくさんいるので、モチベーションの維持しやすいのもメリットといえるでしょう。


受験勉強は長期間にわたるなので、独学でやる気をキープすることは困難です。

自分と比較できる存在が周囲にいないため、自分の進捗が順調かどうかもわからないでしょう。


一方、仲間がいるとテストの結果を話し合ったり、勉強の進み具合を相談したり、様々な情報交換を行うことができます

周囲の状況が把握できると「もっと頑張らなきゃ」とか「いい調子で進んでる!」とか、自然とやる気が出てくるものです。

スポーツと同じように、受験の世界でもライバルがいると強くなれる、これは本当。

スクール内で恋愛しがち

本線からは少しそれますが、恋愛できることは、大きなメリットといえるでしょう。

公務員スクールで出会って、付き合って、そのまま結婚するなんてことは本当によくあります。


数十万を払って勉強しにきているので、出会い目的の人はいません。

ただ、同じ目標を持った男女が多くの時間をともに過ごすことになるので、恋愛感情が湧きやすいのは当然かもしれませんね。

(二人とも公務員になって結婚できれば、収入面でもかなり余裕のある家庭を築けますよ。)

独学のメリットも理解してから判断しよう!

効率よく独学する様子


独学のメリットとしては以下のような点が挙げられます。

  • お金がかからない
  • 移動に時間がかからない
  • 諦めることができる



では、それぞれのメリットをもう少し詳しくみていきましょう。

独学はお金がかからない

お金を節約できる。

これが独学の一番大きなメリットといえるでしょう。

どのスクールを見ても30万前後の受講費が必要なので、とくに学生からするとなかなか工面できるものではありません。

その点、独学であれば、教材費数万円で勉強を始められるので、これで合格できるならベストですよね。

私も自分の貯金で足りなかった分を親に頼んで補填してもらいました・・・。

独学は場所を選ばないので移動時間が不要

スクールに通う場合は、人それぞれですが移動に無駄な時間がかかってしまうのが難点。

これは私も学生時代に30分以上かけてスクールまで通ってましたので、気持ちがよくわかります。

勉強する時間が削られますし、わざわざ身支度して家を出るのは割と手間です。

独学はローリスクなので途中で諦められる

独学の場合は、数万円の出費で済みますし、スクールに通わないといけないというプレッシャーもないので途中で諦めることができます。


予備校に通っているのに、公務員試験を受けないなんてあり得ないですからね。

もっといえば、合格へのプレッシャーもかなり大きいです。

中途半端な気持ちで公務員を目指す人が、予備校に通うべきではないでしょう。


本気で公務員になることを考えているのであれば、もちろん諦めてはダメですよ。

ただ、民間での就職も視野に入れている場合や、お試しとして公務員試験の勉強をしてみたい場合には独学を選ぶのも1つの方法です。

【体験談】3ヶ月で公務員試験に合格

私(運営者)は公務員予備校に通い、3ヶ月間の勉強で公務員試験に合格しました。

比較的、短い勉強期間ではないでしょうか。



大学3年生の3月、私は、公務員になることを決めました

といっても、試験まで残り3ヶ月。

予備校に通うしか、選択肢はなかったです。

親から30万円を借り、資格の学校TACに入学しました。

対面での授業には到底追いつけるスケジュールではなかったので、ビデオブース・Web講座のコースを選びました。教室での授業は受けられませんが、受講料が安くなります。


毎日原付で予備校まで通い、ビデオ教材で必死に勉強しましたね。

特に法律や経済学といった科目はゼロからのスタートだったので、かなり不安でしたよ。

ただ、講師の授業を観ていると、「あっ、プロの授業ってすごいな」と感心したことを覚えています。

必要な情報だけを的確に教えてくれるわけです。

教材の内容に無駄なことは、ひとつもありませんでしたね。



もちろん、集団面接の練習にも参加しました。

面接練習こそ、予備校に通う大きなメリットですからね。

集団討論で司会を申し出たのに、うまく立ち回れず、厳しく指導された記憶が鮮明に残っています笑

当時はかなりショックでしたが、自分の正しい立ち回り方を客観的に分析できたことは、かなり大きな収穫でした。



その結果、3ヶ月の勉強期間で県庁の採用試験に合格したわけです。

もちろん、私は天才肌ではないので、独学では受からなかったでしょう。

私は大学受験でも塾に通ってなかったので、勉強は自分でするものだと思い込んでいた部分がありました。

30万円の出費は確かに大きかったし、親にも迷惑をかけました。

ただ、それでも本気で公務員になりたいなら、予備校でプロから学ぶべきです。

まとめ:不安なら予備校一択

地方公務員の離職率は1%(国家公務員は5%)ともいわれています。

つまり、一生をかけて従事する仕事のために、みんな必死になって勉強するのです。

そんな人生の岐路において、予備校の費用30万円は決して大きな額ではありません。



もし、独学で公務員試験に落ちた場合は、独学を選んだことを少なからず後悔するでしょう。

そして、本気で公務員を目指す気なら、スクールに入って勉強し直すことになるでしょう。



少しでも不安があって、後悔したくない気持ちを持っているのであれば、潔くスクールに通って合格への最短ルートを歩むべきです。


実際、私自身もそうですし、今、県庁に合格している人の9割以上は予備校出身者といって過言ではないでしょう。

まだまだ公務員の職は根強い人気があるので、合格するためにはお金を払って予備校に通うことが普通なんです。

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